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診療内容

モーニングアフターピル

モーニングアフターピル(緊急避妊)とは性交の際に避妊をしなかったり、避妊に失敗したときなどの場合に、性交後72時間以内に薬を服用することで妊娠を防ぐ方法です。

Q.新しいアフターピルについて教えてください。

A.2011年2月に国内で初めて緊急避妊薬(ノルレボ錠)が承認されました。以前の緊急避妊薬(ヤツペ法)との違いは以下の通りです。

上が新しい緊急避妊薬(ノルレボ錠)
下が今までの緊急避妊薬(ヤツペ法)

飲み方
 (新)性交後72時間以内に1回服用だけ
 (旧)性交後72時間以内に1回、その12時間後に2回目を服用

避妊効果(妊娠阻止率)
 (新)81%
 (旧)57%

副作用(吐気/嘔吐)
 (新) 9.2% 0%
 (旧)50.5% 18.8%

厚労省の認可
 (新)承認
 (旧)未承認

もっと詳しく知りたい方はこのページの一番下の「ノルレボ錠についてのコラム」をお読みください。

Q.今から薬を飲んでも間に合いますか?

A.性交後72時間以内というのが条件となります。例えば、日曜日の夜10時に性交があった場合、水曜日の夜10時が72時間のリミットとなります。

Q.なぜ避妊できるの?

A.モーニングアフターピルを服用することで排卵を遅らせたり、子宮内膜(赤ちゃんのベッド)の状態を変化させて妊娠の成立を防ぎます。

Q.危険日だったかどうかがわかりません。薬は飲んだ方が良いですか?

A.基礎体温表などでご自分の排卵日が確認できていない方は、すべて緊急避妊の対象とお考え下さい。予期せぬ妊娠のほとんどは、自分では安全日だと油断しているときに起こっています。

Q.避妊の成功率はどのくらいですか?

A.緊急避妊法による避妊効果は、正しい使用法であれば70〜80%と言われています。ただし、薬の服用前にすでに妊娠が成立している場合は、その妊娠を中断させる効果はありません。

Q.次の生理はいつ来ますか?

A.薬の服用後、数日して少量の出血が見られる場合がありますが、通常は次の生理予定日にちゃんと生理がきます。もし、生理予定日を1週間以上過ぎても生理がこない場合は妊娠検査をしてください。陽性の場合はすぐに受診してください。陰性であってもさらに生理が遅れる場合は再検査をしましょう。

Q.他に注意することはありませんか?

A.ピルを服用後30分以内に吐いてしまった場合は、薬の成分が吸収されていない可能性が高いのでご相談ください。吐き気が強いときには吐き気止め(市販の乗り物酔い止め)をお飲みいただいてもかまいません。

Q.受診の時に必要なものはありますか?また、金額を教えてください。

A.アフターピルは自費診療ですが、他におりものの異常や出血などがある場合は、状態に応じて診察を行う場合があります。念のため保険証をお持ち頂くと安心です。

Q.もし妊娠してしまったらと考えると、とても不安です。

A.アフターピルは、あくまで緊急時の対応とお考えください。あなたがまだ出産できる状況にない場合は、今後はより確実な避妊法をお勧めいたします。アフターピルに引き続き低用量ピルを開始されることをお勧めします。

 
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ノルレボ錠についてのコラム

 
すごい緊急避妊薬が出ました!情報の早い方はすでに薬剤名を“ご指名”で来院されています。ノルレボ錠(税込21000円)です。これまで日本では厚生省から緊急避妊薬として承認されたものがありませんでした。そのため、産婦人科のお医者さん達はYuzpe法(注1)という緊急避妊法を指導してきました。これは中用量ピルを使用するもので、性交後72時間以内にまず2錠を1回内服、12時間後にもう1度2錠を1回内服するものです。避妊効果は70〜80%くらい。しかし副作用である悪心・嘔吐が多く、また12時間後の内服時間がズレてしまったりと、トラブルも多かったのです。そして、緊急避妊薬として承認されたものがなかったということは、理論的にYuzpe法として効果があると推測されれば医師によって使用する薬剤が違う可能性があるということでした。実際、当院の場合では中用量ピルはドオルトン錠(→発売中止後はプラノバール錠)を使用してきましたが、これとは違う中用量ピルを処方されたりYuzpe法とは違った服用法を指導されるなどして、心配になって私のところに相談に来る患者さまがたくさんいらっしゃいました。そういった場合、緊急避妊として効果があるかどうかと尋ねられても、私はデータを持ち合わせていない、というしかなく、こういった緊急避妊をめぐる混乱があったのは事実です。
さて気になるノルレボ錠ですが、服用方法は性交後72時間以内に2錠を1回で内服します。それだけです。あとは生理が来るのを待ちます。すごく簡単で、しかも従来の中用量ピルでみられた副作用の悪心・嘔吐が、ノルレボ錠ではゼロに近いくらい少ないです。これは女の子にとって、とてもうれしいことです。彼の家にお泊りでデートした日に避妊に失敗、これだけでも気分はブルーなのに薬の影響でそのあとも吐き気で一日中何もできず寝込んじゃった、なんて最悪ですよね。ちゃんといいお薬があるんですから!ノルレボ錠でしっかり避妊してお出かけしましょう。ただ、注意したい事はノルレボ錠といえども100%の効果ではないということ、そして副作用?として消退出血がおこります。早い人では内服後7日以内に出血がおこります。本来緊急避妊薬を内服した後の出血は避妊に成功したと解釈されますが、実は他の原因による不正性器出血や避妊に失敗し妊娠した初期の出血と判別がつかないこともあります。月経周期を確認して、異常があれば念のため婦人科を受診する必要があります。せいこレディースクリニック銀座では、この消退出血による不安を取り除くことと、さらに避妊効果をあげるためのアフターケア(税込23000円)を行います。ノルレボ錠内服後に低用量ピルを内服します。そうすることで消退出血を回避でき、かつ次の月経予定日が確定します。それからもうひとつ、とても大事なことがあります。実は意外と知られていないことですが緊急避妊をしたのに失敗したケースでは、緊急避妊薬を内服して次の月経がくるまでに性交があったパターンが多いのです(注2)。緊急避妊薬を内服したことがある人は、お医者さんに注意されたと思います。“この薬は、今回だけの効果だよ”と。つまり、一度薬を内服してもその後また避妊に失敗した場合はその都度で対応が必要ということです。もっと言えば、緊急避妊に成功したければ、薬を内服した後は次の月経を確認するまで性交しないことが大事ということです。でも、これって正直難しいと思いませんか?実際、緊急避妊を内服した後4−5日も経たないうちにまた避妊に失敗してお薬をもらいに来る方がいらっしゃいます。もちろん、お金はその都度かかります(もったいない!)。だとしたら、ノルレボ錠の内服後に低用量ピルを開始することで次の月経が確認できるまでの期間、避妊効果を持続させる方がよいというのがわかりますね。

せいこレディースクリニック銀座では、平日20時まで・土日も診療を行っております。緊急避妊のことだけでなく、女の子達のいろんな“困った!”をお助けします。どうぞお気軽にご相談ください。
当院は予約制です。予約03-5330-7891にお電話ください。緊急避妊は自費診療ですが、他におりもの異常や診察を希望される場合は念のため保険証をお持ちになるとよいでしょう。保険証をお持ちにならない場合は、運転免許証など身分証明となるものをご準備下さい。

ノルレボ錠処方のみ:21000円
その場ですぐに内服できます
ノルレボ錠アフターケア:23000円
ノルレボ錠処方+低用量ピル14日分+次回ご来院の際に利用できる3000円分の割引特典(自費診療のみ有効:使用期限あり。詳しくはクリニックにてお尋ねください)

(注1) カナダのYuzpe, MD が考案した方法(Yuzpe法)。YuzpeはEE(エチニルエストラジオール)0.05mgとLNG(レボノルゲストレル)0.25mgを含む経口避妊薬を性交後72時間以内に2錠、さらにその12時間後に2錠を服用する
(注2) 緊急避妊薬の有効性は、薬の内服後に性行為が行われたか否かに影響される
回避された妊娠率 性行為がなかった群 83%
性行為があった群   64%
 
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